2012年05月09日

思うこと

GW中に、アルプスで低体温で遭難死した中高年が居ました
登山暦40年という方もいらっしゃった・・・

5月はじめの白馬にはまだ沢山の雪が残っています
夏でさえ残雪があるということは、それだけ気温差があるということを
ベテランであるなら分かっているでしょうに・・・なぜ?

なぜ軽装で、登山をしていたのでしょうか?
年をとると、徐々に体感温度にも鈍感になっていくと聞きます
なので、私たちが暑いと思い薄着になっているのに
平気で長袖の上着を着ている中高年の方を時々見かけます
当然同じようなことを山中でも見かけています

寒さにも鈍感になっていたとは思えませんが
実際、軽装であったことは事実であり装備も軽かったらしいです。

山の天気は時間ごとに変わり、同じように気温も変化しますね
乾燥した状態で、100mで0.6度下がります

海抜1mで20度あったとして、標高3000mの山頂では2度しかないということになります
ですから、山頂に近づくには例え真夏であっても、ダウンの1枚くらいは必要なんです

先日、男体山を登っているときにも、軽装のハイカーを何名か見かけました
アルプスの山じゃないから、という意識か知りませんが、雪がないと思っていることに
びっくりしました
足首までのソックスにスニーカー、膝下までのズボン、小さいザックには何を詰め込んで
居るのだろう? 8合目から9合目は結構な残雪がありましたから・・・

更に、4合目で11時半ごろであるということは。山頂には14時頃着くとして、
下山する時間は17時頃か?

日没には間に合うだろうが、気温は徐々に下がっていくでしょう
このまま、天気が良ければそれで良し!ですが、とにかく山の天気は
変わりやすい上に、ここは日光。
雷や通り雨は当たり前のようにやってきます。

山頂に立つと以外に風が強く、風除けの避難小屋は壊れたままで
使えない。
だから逃げ場もない。
火山灰や、ゴロゴロした岩で足元も不安定なところにきて雨が降ると
更に滑りやすくなる。
2485mの男体山ですら、条件によっては5月初旬でもまだまだ
冬の装備が必要なのですから、3000m級の山が連立するアルプスは
しっかりと装備を整えて登るのがベテランかと思います

日光白根山の山頂は、同じように夏でも寒いです
私が、初めて白根に上る女性に、防寒着を持っていくように進めたのですが
「夏だし暑いから大丈夫、なんとかなるだろう」と思って、合羽すら持っていかなかったら
山頂手前で寒くなり同行した人たちから、着る物を借りて助かったという
反省の話を聞いたことがある。

昔はセーターを1枚持って歩いたが、今はフリースやダウン、ソフトシェルなど
軽量かつコンパクトな物に変わっているので、一つくらいザックに入れておいても
そうかさ張るものでもないでしょう
それでも嫌だというなら、ツエルトか、シュラフカバーという手もある。
これは、寒さ対策、怪我をしたときでも使えるものだけに、パーテーで1個は
必需品として扱うべきでしょう。

ついでに、手袋も花壇用の手袋とか、ウールとかを1枚ずつ用意して
使い分けると便利である。

とにかく、山を楽しく歩きたいなら、基本のキはしっかり勉強しよう。
特に、天気予報はしっかり確認すること。
無理はしないこと。
勇気ある撤退は大切。

亡くなった方々のご冥福をお祈りします(合掌)
posted by いおん at 23:09| 栃木 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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